大手電力10社によると、国の認可が必要な「規制料金」の11月使用分について全社で値上がる。政府が酷暑対策として8月から実施していた補助金が終了することが要因で、東京電力は前の月と比べて608円値上がり、値上がり幅が最も小さい北海道電力は513円値上がり、最も大きい関西電力が650円値上がり。また、補助金の終了で都市ガスの料金も大手4社全て値上がりする見込みで、209円〜274円値上がりする。家計負担が増えるが、ガソリン補助金と合わせこれまで11兆円を超える予算が充てられていて、財政負担も課題となっている。