坂本農水大臣は「きのうスーパーに行ってみましたが、きのうの話で『水曜日には入る予定です』ということを言っておられました。そういうことを考えると早晩、この米の不足する状態は解消するだろうと」と述べた上で、今月末までに年間出荷数量の4割程度の新米が産地から出荷されると明らかにした。備蓄米の放出については「年間を通じて供給不足が見込まれる場合に備えて行うもの」とし、改めて否定的な考えを示した。また、店頭での新米の価格については「この品薄状態なので、平年よりも多少の割高感はある」と述べた上で、「民間の取引環境の中で決まっていくものであり、政府としてコメントすることは差し控える」としている。