空き巣は窓からの侵入が多く、一戸建て住宅の被害の52.9%は窓からだという。犯罪ジャーナリストの石原行雄氏は、涼しくなり窓を開ける機会が増え、窓の閉め忘れも増えるためだとしている。気を付けたいのが最近の空き巣は闇バイト・トクリュウなどの犯罪組織の関与が増えたこと。住宅の背面や側面が侵入のリスクが高くなっている。対策としては自転車や鉢植えなどが置いてあるだけでも住宅の横や後ろに入りにくくなるため可能性が減ってくるという。インターホン横にマーキング、電機メーカーにシール、車のワイパーに実在しない会社のチラシ、ポストを開けると石が落ちるなど、空き巣の犯人が情報共有していることが増えている。マンション・アパートの空き巣の認知件数は約3200件で、空き巣全体の中でも約3割ほどを占めている。多いのが共連れという一緒にオートロックの中に入ってくるパターン。またビルの隙間を登ってくるものや共連れ後にエレベーターで屋上まで行ってロープなどで下りてくることもある。薄手のレースのカーテンなどがあると在宅している可能性があるとみられ対策になるとのこと。