最低賃金の目安を決める厚生労働省の審議会が今日開かれて今年度の引き上げ額についての議論が始まった。最低賃金の昨年度の引き上げ額は過去最大の43円で全国平均は時給1004円と初めて1000円を超えた。審議会は有識者のほか、経済界と労働組合の代表が参加して早ければ来月23日に今年度の引き上げ額の目安が示される。最低賃金の引き上げについて経団連の十倉会長は「生産性の向上や省力化など、中小企業、零細企業が(賃上げを)進められる施策、環境を整えるべき」と述べた。
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