京都銘菓おたべは元々焼いた八つ橋で始まったが、1966年に生の生地につぶあんを挟んだものを商品化し、京都を代表する銘菓となった。予約不要で自由に製造工程を見学することも可能で、米粉は玄米を石臼で引いたものとなっていて、抹茶とニッキの記事を同時に製造しているが、つぶあんは北海道・十勝産にこだわっている。生地は機械でおられているのだといい、規格外品は目視と製品検査カメラで検査していき、0.1gの重さの誤差も許されない。規格外品は家畜の餌となる一方で、生地の切れ端は練り直すなどして再利用していくなど、捨てられずに様々な用途に生かされていく。