十島村の悪石島では1年前のきょう、最大震度6弱の地震を観測し、悪石島と小宝島に島外避難が呼びかけられ、のべ71人が鹿児島市内に避難した。十島村はこれまで「島外避難の基準を設けると、基準に満たない事態が起きた場合に柔軟な対応が困難になる」などとして地震・災害が起きた場合の島外避難の明確な基準を設けてこなかった。こうした中、一連の地震を受けて十島村は今年3月に地域防災計画を見直し、地震が相次ぐなどした場合に住民が島外に避難する基準を新たに策定したことがわかった。計画では「地震が頻発し、震度6弱以上の地震が観測された場合」、「震度5弱以上の地震が複数回観測された場合を島外避難の目安にする」と定めている。さらに地震の影響により島での住民生活が困難であると村長などが判断した場合にも島外避難を検討するとしている。十島村危機管理室は「住民の安心のため、次に同じような自然災害が起きた際、迅速に書道の対応につなげたい」と話す。
