国内最大級のクラウドファンディングサイト「READYFOR」は、2011年に開始した日本初のクラウドファンディングサービスで、プロジェクト数は約3万件、資金調達累計約480億円となる。CEOの米良はるかさんは、23歳のときにこのサービスを立ち上げ、2012年には24歳の若さでダボス会議に出席している。これは、日本人史上最年少となる。そして、2021年からは新しい資本主義実現会議の民間構成員となったほか、2022年にはインパクトスタートアップ協会の代表理事となった。READYFORがサービスを開始したのは2011年の3月29日。東日本大震災の被災地に支援の手が届きにくいことから、READYFORが活用されたという。米良さんは、人口減少などでビジネスだけでは解決できない問題が広がる中、クラウドファンディングや寄付は有用と指摘している。また、READYFORが求められることとして、寄付を使って社会的インパクトを残すこと、透明性を高く伝えることが重要としている。