物価高に節約志向、スーパーやドラッグストアの方が飲み物が安いということで消費者の自販機離れが加速している。伊藤園は2026年1月期の連結決算で自動販売機事業の損失を137億円計上、またコカ・コーラボトラーズジャパンHDも2025年12月期の連結決算で904億円の損失を化城している。昨日サッポロホールディングス傘下のポッカサッポロフード&ビバレッジは自動販売機事業を今年10月を目処に清涼飲料の製造販売を手掛けるライフドリンクカンパニーに売却すると発表した。機器のメンテナンス費用の上昇や人材不足が要因だという。さらに2025年度の決算が303億円と過去最大の赤字になったダイドーグループHD。全国に約27万台設置している自販機を約2万台撤去する方針。そんな中ダイドードリンコが注力しているのが飲料以外の自動販売機。2019年に子育て世代を応援する取り組みとして大王製紙などと共同で始めたおむつの自販機での販売。他社との差別化のために始めたという。現在約800台が稼働中。かつて自販機大国と言われた日本だがその普及台数はピークだった2000年に560万台だったのに対しおととしは390万台ほどと、20年あまりで約7割ほどになっている。
