脱炭素社会の実現に向けて千葉市とドイツの自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」日本法人が協定を結んだ。千葉市は2030年度までに脱炭素を先行して目指す国のモデル地域に選ばれていて、協定では実現に向けて市と法人が連携することが定められている。協定には法人が電気自動車を市に無償で貸与し、イベントなどで普及や啓発に役立てたり、災害時に医療機関などで電源として活用したりすることなどが盛り込まれている。千葉市・神谷市長は「先取りする形で脱炭素社会の実現に向けて取り組みを強化していかなければいけない」と述べた。