東京都と周辺3県に住む20代~40代を対象に行われた実家暮らしに関する調査の結果、20代の実家暮らしの割合は37.7%と一人暮らしを大きく上回ったほか、30代40代でも26.4%と一人暮らしを上回っている。さらに30代では半数以上が、40代では7割以上が実家を出る予定や意思が「ない」と答えている。(LIFULL HOME’S調べ)。60代の母親と都内の一軒家で同居している保科まりさんは「進学とか就職というタイミングで出る必要がない。貯金もできていなかった自分がいるので、実家を出るきっかけがなかった」と話した。母親とは家賃を折半し、食事や洗濯を各々で行っていて、親への依存度は決して高くないという。専門家は物価高による生活コストの上昇などを背景に実家暮らしをする人が増え続けると指摘する。千葉大学・宮本みち子名誉教授は「親の家に住みながら得た収入で生活をする。貯金をすることと親と同居することはイコール。そういう意味では重要な生活戦略だと思う」と話した。実家暮らしをシている理由は「貯金をしたいから」が最も多く、次いで「家賃や生活費など一人暮らしのための費用を払えないから」「実家が職場に近いから」などとなっている。TVプロデューサーのデーブ・スペクターは「今の時世ならではで合理的」、中野は「結婚しない人が増えていることとセットでしょうけど、婚姻する数がますます減る」とコメントした。
