大手住宅設備メーカーなどが製品化に向けて開発している水洗トイレの紹介。トイレの後ろには見慣れない装置が設置されていて、中にはベルトコンベヤーや何本ものチューブが入っている。このトイレは流すための水を排せつ物からつくりだすことができるトイレだ。“水のいらない水洗トイレ”の開発のきっかけを作ったのはマイクロソフト創業者・ビルゲイツ氏。インフラが整っていない途上国の衛生問題解決のため開発を支援。メーカーによると金額は非公表だが、巨額の資金を投じているという。すでに南アフリカなどで実証実験が行われていて、製品化は2年後を目処にしている。さらに、仮設トイレとして「災害時のトイレ不足」の解決にもつなげたいという。