G7サミットで発表された声明ではイラン情勢についてアメリカとイランの戦闘終結に向けた覚書の合意を歓迎するとしたうえで、「イランに核兵器を保有させない」と強調している。また、アメリカとイランのあいだで立場に隔たりがあるとされるホルムズ海峡については「制限や通航料なしに通過する権利は国際貿易の基盤である」とし、フランスとイギリスの主導する海峡の安全確保への取り組みの重要性を確認した。その一方で、ホルムズ海峡への世界的な依存度を減らすために「エネルギー供給ルートの多様化を加速させる」としている。ウクライナ情勢についてはウクライナへの「揺るぎない支持」を表明し、迎撃ミサイルや長距離兵器の供与を拡大することで合意したとしている。また、冬場の電力不足にあえぐウクライナに対しエネルギー面でさらに支援を行うとともにロシアに対しては石油・ガス部門への制裁を強化するとした。このほか中国を念頭に東シナ海と南シナ海、台湾海峡で力による現状変更の試みに反対する立場を表明したほか、北朝鮮については国連の安保理決議に基づき完全な比較化に関与する決意を確認するとした。
