東日本大震災から明日で14年。震災遺構として整備された防災対策庁舎に明かりがともされた。宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎は15mを超える津波に襲われ、町の職員など43人が犠牲となった。遺族や住民の間で保存か解体かで意見が分かれ2031年まで県が維持管理することになっていたが、去年7月から再び町が所有し震災遺構として整備した。庁舎に明かりがともされ、自身も津波に巻き込まれた佐藤仁町長は「志半ばで亡くなった仲間がお盆などに迷わず故郷に帰ってきてほしいという願いを込めた」と話している。
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