訪問介護業界が厳しい状況に。去年の訪問介護の事業者の倒産・廃業は過去最多の529件。ヘルパーの高齢化も課題となっている。こうした中、若手の人材を積極的に採用しようとしているある事業所を取材した。世田谷の事業所では若手人材を呼び込むため、月給30万円以上を提示。業界では6割が非正規雇用だが、ほとんどを正社員として採用している。求人に対する応募は月100人超。人件費確保のため、徹底した効率化をはかっている。またヘルパー一人当たりの稼働率をあげる工夫もしている。訪問介護の課題については「クローズアップ現代」でも取り上げる。