- 出演者
- 船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月
農林水産省は業者間の米の取引価格の指標としてJAグループなど大手の集荷業者が卸売業者に販売した際の価格、相対取引価格を毎月公表している。先月分の結果がきょう公表され対象となった118の銘柄すべての平均価格は60キロ当たり税込みで2万6485円だった。前の月より558円高く6か月連続で最高値を更新した。去年の同じ月は1万5303円で73%上昇したことになる。一方、農林水産省はことし収穫される主食用の米についてことし1月末時点の都道府県ごとの作付けの意向も発表し茨城県など19の道と県で去年より作付面積が増える見通しだとしている。農林水産省は米の価格の上昇などを受けて農家の間では増産の意欲が高まっていることが背景にあると見ていて今後の米価格への影響が注目される。
開村100年を迎える大宮盆栽村は「盆栽の聖地」として知られ、さいたま市北区にある大宮盆栽美術館も国内外から多くの愛好家が訪れる場所になっている。盆栽美術館職員の深谷正貴さんは盆栽の観察方法について「盆栽には正面がある、まずは正面から見ていただいて枝や幹の四方を観察し、そのあとに腰を落としていただいて下から見上げるように見ていただけたら」と話していた。大宮盆栽美術館ではこうした大宮盆栽含め貴重な盆栽が数多く展示されているだが、あさって21日のリニューアルオープンを前に生まれ変わった盆栽美術館の魅力を紹介する。盆栽と日本庭園が一体となって楽しめる空間では、岩山から湧き出た水が川となって谷底へ流れる自然の山の姿を表している。岩山を石で山に岩山に生える木々を盆栽で表している。盆栽は一つ一つをじっくり楽しむことが多いが、このように日本庭園と盆栽との組み合わせ、そして全体で1つの風景として楽しめるという展示のしかたはほかにはない斬新な試みとなっている。そして中でもこだわったポイントが岩山を流れる川を表現した流れる水。訪れる人に涼を感じてもらおうとデザインしただが、それではなくて実際に涼しさを取り入れて年々厳しくなる暑さから大切な盆栽を守ろうという意味もある。この川は谷底をイメージした池につながっていく。池の中央、そして庭園全体の中心でもある場所にあるのが、こちらの盆栽、五葉松の青龍。うねるような幹が魅力的。深谷さんのいちオシポイントが池を囲む盆栽がみなもに映る姿。訪れる季節や時間帯によってもいろんな姿を楽しめるということで、季節によって飾られる盆栽も展示を変えているので春は花、芽吹き、夏は緑の生命力、秋は紅葉、冬は落葉の姿など1年中を通して楽しめる。
盆栽は海外でも大変な人気で、ここ大宮盆栽美術館を訪れる外国人観光客も増えている。こうしたSNSへの投稿に来るいいねの数も今ほとんどが外国からだという。英語を使ってSNSやガイドで盆栽の魅力を紹介しているのが国際交流員のタートンさんは「西洋の園芸と違って盆栽は大自然を縮小されているというところに魅力を感じている」と話していた。大宮盆栽美術館は、JR宇都宮線土呂駅から歩いて5分、あさって21日金曜日にリニューアルオープンを迎える。
春のセンバツ高校野球。横浜(神奈川)が第二試合で市和歌山(和歌山)と対戦。4対2で横浜が勝利した。
川崎・中原区にある食堂の店主・宮田明さん(63)を紹介。食堂は日替わり定食を大人600円、子ども(中学生以下)300円で提供している。子どもの遊び場もある。正月以外は休みなしで営業している。60歳で定年退職するまで都内のレストランで働いていた宮田さん。退職金を全額つぎ込み、地元・川崎で店を開いた。そこで大事にしたのが子どもたちの食事。開業から3年あまり、今では仕事や育児に追われる保護者にとっても頼れる存在となっている。
春のセンバツ高校野球で2回戦に勝ち進んだ横浜高校と同じ神奈川から21世紀枠で選ばれたのが横浜清陵高校。県立高校としては71年ぶりの甲子園出場となる。21世紀枠に選ばれた最大の理由は”自治”と呼ばれる取り組みにある。その象徴となっているのが、月1回、選手全員が集まって行う自治会議。選手たちが自ら課題を設定し、どう解決するかまでを導き出している。
東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故の発生から14年。福島県浪江町で生まれ育ち今は宇都宮市で暮らす女性は震災と事故の記憶を伝え続けたいと地元のラジオ番組に出演している。宇都宮市のコミュニティーラジオで月に1回、放送されているこの番組。地元の大学生がゲストの被災者に質問していく形で今も続いている震災と原発事故の影響について伝えている。この番組のコメンテーターを務めるのが福島県浪江町出身の田中えりさん。ラジオを聞いている人に分かりやすいようにそのつど、被災地の現状などを説明している。田中さんは大学に入るまでの18年間を浪江町で過ごした。自然豊かな町で姉と遊ぶのが大好きだった。しかし14年前、宇都宮市の大学で学んでいたときに事故が起き、町は帰還困難区域に指定された。それ以来、ふるさとには戻れずにいる。田中さんは大学を卒業したあとも新聞記者として震災と原発事故に関わり続けてきた。しかし取材を続ける中で、人々の意識が薄れ始めていると感じるようになった。事故の記憶を風化させてはいけない。新聞社を辞めた田中さんはことし初めて震災の記録を伝える展示会に参加した。見てもらいたかったのは荒れ果てた自宅と美しい海。14年がたった今も続いている現実。ラジオのコメンテーターは先月から始めた。心がけているのは被災者の思いに寄り添い、伝えたい気持ちを語ってもらうこと。一緒に出演する学生には震災と事故の影響の大きさを改めて感じてもらいたいと考えている。田中さんの思いは大学生にも伝わっていた。被災者たちが感じてきた心の内を語り継いでいきたい、田中さんの変わらない思いだ。
埼玉県滑川町の国営武蔵丘陵森林公園ではことしも一足早く色とりどりのチューリップの花が咲き始めている。17種類1万8000本余りが植えられていて公園では例年、年明けから球根を防寒シートで覆うなどして開花時期を1か月ほど早めている。
NHK千葉放送局から中継。千葉県内各地では菜の花がきれいに咲いている。そんな千葉放送局では来週、ランチタイムコンサートが3月27日木曜日に行われる。お昼の時間帯にすてきな音楽を楽しむというイベント。そのイベントに出演されるアコーディオン奏者のおりこさんが菜の花が咲いているスペースで演奏を披露した。
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- ランチタイムコンサート千葉県菜の花
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