- 出演者
- 船木正人 寺門亜衣子 安藤佳祐 江原啓一郎 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
今夜遅くからあす夕方にかけて関東甲信の山沿いを中心に雪が降り、大雪となるところもある見込みだ。あす夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで関東北部の山沿いで40センチ、甲信で30センチ、箱根から多摩地方や秩父地方にかけてで15センチ、関東北部の平地で8センチ、関東南部の平地で1センチと予想されている。東京は多摩地方の山沿いを中心に雪となり23区では積もらない見込み。気象庁は積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意するとともに電線や樹木への着雪、農業用ハウスの倒壊、雪崩に注意するよう呼びかけている。雪が予想されていることを受けてJR東日本は今晩からあすにかけて中央本線と青梅線の一部の列車を運休するとしている。
全国のスーパーの米の平均価格は今月、5キロ当たり4000円を超えた。データがある2022年以降で初めてで去年の同じ時期のほぼ2倍に値上がりしている。きょうから備蓄米の落札した業者への引き渡しが始まり、今後価格の変化が焦点になる。初回の入札で政府の備蓄米は対象の15万トンのうち14万トン余りが落札されきょうから引き渡しが始まった。埼玉県内にある倉庫ではきょう午前、JA全農(全国農業協同組合連合会)が去年産のコシヒカリ12トンを受け取った。午後には県内の工場に運び込まれ担当者が受け取った米を設備に投入していた。今後、精米と袋詰めが行われるという。落札した備蓄米についてJA全農では取り引きの実績がある卸売業者に販売することにしている。この際、消費者や流通に混乱が生じないよう卸売業者に対して店頭で販売する場合は備蓄米と分からない形にするよう要請している。また今回、入札が行われた備蓄米は41品種と多く銘柄米として販売されるケースやブレンドされて売られるケースも想定されるという。またJA全農では販売にあたって価格に利益分を含めない考えを示している。備蓄米が実際にスーパーなどの店頭に並ぶのは来週以降になる見通しだ。また2回目の備蓄米放出も近く予定されている。今後、米の価格がどのように変化するかが焦点になっている。
きょう公表された土地の価格、地価公示について。東京圏の上昇率は平均で4.2%ということで4年連続で上昇している。中でも東京都は23区すべてで5%以上上昇をしており特に中央区、港区、目黒区などは10%以上に上っている。こうした中で住宅の販売現場ではある変化が出てきている。
調布市で販売中の分譲マンションは年収1000万円から2000万円の高所得世帯をターゲットとしている。打ち出しているのは高級感。玄関を開けると床は高級感のあるタイル仕様。リビングの窓は高さを取って開放感を演出している。さらにカウンターのところは御影石を使っている。価格は1戸当たり1億円から2億円だが、すでに8割は購入が決まっているという。価格高騰を受け変化が見られるのが広さ。板橋区で今月から販売される分譲マンション。販売する会社ではこれまで2LDKは60平方メートル以上を標準としていたがこの物件では40平方メートルから50平方メートル台に縮小。その代わり居住空間をできるだけ確保する工夫を凝らしている。こうした工夫で最寄り駅から徒歩4分という立地で2LDKの価格はおよそ6000万円台から7000万円台に抑えることができたという。
いわゆる億ションが人気を集める一方で、購入できる価格帯に抑えようとすれば広さが狭くなる。現実は厳しい。販売する側も試行錯誤だ。地価公示ほかにも特徴があり、上昇率5%のエリアが広がっている。特に千葉県では習志野市、鎌ケ谷市、松戸市、千葉市などが上昇率5%超となっている。東京カンテイ・高橋雅之上席主任研究員は、利便性と割安感から上昇につながっている、神奈川県は通勤時間がかかるほか、すでに人気の住宅地であまりお買い得感がない、千葉県であれば予算内でおさまるとしている。また、実質賃金が伸びない中で住宅価格が高騰して手が出ない、郊外ややや離れたところなど条件を譲らないと取得できない状況で改善は早晩見込めないという。
明日の関東地方の天気を伝えた。
関東大震災で被災した東京の盆栽職人が移り住んだことが始まりでその伝統を20代の若さで受け継いだ盆栽園主がこの冬、誕生した。盆栽の聖地として愛好家が集まる大宮盆栽村。この地にある大宮盆栽美術館は、海外の観光客がこぞって訪れる観光スポット。盆栽師の廣田敢太さんはいま、大宮盆栽村に新しい風を吹き込んでいる。しかし最初から盆栽に興味があったわけではなかった。高校は服飾デザイン科に進むが、中退。自分が何をしたいのか迷う時期があった。周囲の勧めで親戚の盆栽園を手伝うことになりそのおもしろさに気付いた。2代目園主はそんな廣田さんに盆栽の奥深さを教え込んだ。2代目は子どもたちに盆栽の魅力を伝えることも大切にしてきた。盆栽が息づくまちを絶やさないよう活動する2代目の姿を廣田さんは見てきた。ところが「この盆栽園を畳んでマンションで暮らす」と驚くことを告げられた。これを境に盆栽園を存続させるにはどうしたらいいか考えるようになった。この冬、3代目の園主となった廣田さんはさまざまなメディアに積極的に出演。新たなファンの獲得をねらっている。そして今、直面しているのが盆栽園を存続させるための資金確保。住みやすいまちとしてさいたま市では地価が上がり盆栽園の固定資産税が上がっている。このため、さらに収益を上げる必要がある。そこで力を入れているのが盆栽の貸し出しサービス。飲食店などで盆栽を月数万円から貸し出し手入れや入れ替えも行う。安定した収入が見込めるうえ盆栽ファンを増やすことにもつながると期待している。盆栽ファンを増やしながら今後の収益も確保する。この大宮の地で盆栽園を存続させる、その決意を新たにしている。あすは盆栽の名品が展示されているさいたま市の大宮盆栽美術館が今月21日にリニューアルオープンするのを前に新しくなったその姿を中継で伝える。
来週からマイナ免許証の制度が始まるのを前に都内の運転免許試験場ではきょう、手続きのデモンストレーションが行われた。事前にインターネットで来場の予約をしたうえで受付機を操作して申請書類を受け取る。その後、マイナンバーカードを読み取り機の上に置いて手続きを行うという。マイナ免許証の制度の導入でこれまでの運転免許証がなくなったり使えなくなったりするわけではない。免許証を新たに取ったり有効期限が来て更新したりする際にマイナ免許証を1枚持つ、従来の運転免許証を持つ、マイナ免許証と従来の運転免許証の2枚を持つの3つの中から選ぶことができる。マイナ免許証にすると引っ越しをした際、役所に届け出をするだけで免許証の住所変更もあわせてできることや免許証の更新時の講習をオンラインで受けられるメリットがあると説明されている。そうしたメリットの一方、マイナ免許証にはマイナンバーカードの有効期限と運転免許証の有効期限が別々に存在する。このため更新する際には注意が必要。例えばマイナンバーカードの有効期限が来たため役所に行って更新手続きをした。ところが現在のシステムではマイナンバーカードのほうの更新をすると免許証の情報は引き継がれない。したがってもう一度、警察署などで一体化の手続きをやり直さなくてはならない。坂井国家公安委員長はきょうの会見でことしの秋には改善する見通しだと述べている。警察庁はシステムが改善される秋までの間はマイナンバーカードの期限が近い人はまずカードの更新を先にしてからマイナ免許証を取得してほしいと呼びかけている。
認知症の人がカフェのスタッフとして接客などを行うことで認知症や社会参加の理解を深めてもらおうという試みが小平市で行われた。この催しは小平市が地域包括支援センターとともに市役所の食堂のスペースで一日限定で行ったもの。スタッフのうち、5人は認知症でセンターの職員などにサポートしてもらいながら注文を取ったり飲み物やお菓子などを運んだりした。市によると認知症に関する相談が増えているということだが今後もこうした取り組みを通して認知症や社会参加への理解を深めてほしいとしている。
センバツ高校野球がきょう開幕。開会式直後の第1試合には東京の二松学舎大付属高校が大分の柳ヶ浦高校と対戦。準優勝した年以来となる43年ぶりのセンバツ勝利を飾った。二松学舎大付3−2柳ヶ浦。二松学舎大付・河内紬のコメント。大会連覇を目指す群馬の高崎健康福祉大高崎高校は高知の明徳義塾高校に延長10回タイブレークの末、3対1で勝って2回戦に進んだ。
先月、首都圏の1都3県で発売された新築マンションの平均価格は7943万円で去年の同じ月と比べると821万円、率にして11.5%上回った。東京23区の平均が1億円を超えて高止まりしているうえ、埼玉県で複数の高額物件が発売されて平均が9958万円と1973年の調査開始以来、最も高くなったことが全体を押し上げた。調査会社は東京23区の状況や埼玉県の高値傾向などから全体の価格も今の傾向が続くだろうと話している。
大宮ソニックシティから中継。20日にNHKさいたま放送局主催のイベントが行われる。防災と交通安全をテーマにした体験型のイベントで、交通安全ソング、自転車編「ハートブレーキ」を披露した。
今日これからと明日の関東の天気を伝えた。
エンディングの挨拶。このあとはニュース7。ガザ地区に大規模空爆 停戦維持は。
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- ガザ地区(パレスチナ)