都市部を中心に深刻化するマンションの空き駐車場問題。1990年代のバブル期に設置義務が強化されて増えた駐車場が需要変化でガラガラに。使わなくても維持更新に多額の費用がかかるため、負の遺産になっていた。放送を見た業者から技術の紹介もあった。車を載せるパレットの先端が斜めに切り込まれていて、斜めからの入庫でもタイヤが引っ掛かりにくく、止められる車の車幅が広がりミニバン・SUVも駐車可能。ただし、車幅を広げる工事は1台分で百数十万円の費用が必要。解決策として多くの情報が寄せられたのが空き駐車場を外部に貸し出すサブリースという方法。サブリースを導入している東京・南大塚のマンションを取材した。サブリースとは業者から空いている駐車場を一括借り上げし、業者が利用者の確保や管理など運営を行う。マンション側は駐車場の稼働率にかかわらず一定の賃料を受け取れるのが強み。サブリースを担う会社「アズーム」を取材すると、手掛ける分譲マンションのサブリースの実績は7年間で約5倍の年間7500台に。サブリース駐車場の約7割が機械式駐車場だという。駐車場を第三者に貸し出すことで住民が最も気にするのがセキュリティー。このマンションでは当初サブリースに反対する意見が多く、合意形成に困難があった。理事長がサブリースを導入しない場合、管理費が最大9万円上がると説明したところ、何とか合意が得られたという。
