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「南洋理工大学」 のテレビ露出情報

今年3月に発生したミャンマー大地震。行方不明者の捜索に初めて導入のがサイボーグ昆虫。シンガポールで進む研究開発を取材。昆虫の背中にはカメラやコンピューターを積んでいる。コントローラーを操作すると自由自在に動かせる。昆虫の感覚器官に微弱な電気を刺激し、進む方向を指示している。南洋理工大学の佐藤教授は東日本大震災をきっかけにサイボーグ昆虫を災害現場での行方不明者の捜索活動に活用できないかを研究。研究対象に選ばれたのが体長約6センチのマダガスカルゴキブリ。大きい背中には電子機器が載せやすく、羽がなく飛ぶこともないため遠隔操作しやすいという。他の昆虫と比べて寿命が長く、過酷な環境にも耐える生命力があるのも特徴。昆虫に取り付けられているのは赤外線カメラ。人間の体温を検知するとブザーが鳴り無線通信で離れた場所のレスキュー隊に通知する仕組み。サイボーグ昆虫を用いることで瓦礫の撤去を待つことなく捜索活動ができ、いち早い生存者への発見につながると期待されている。サイボーグ昆虫は自らの足で動き回るため、消費電力を抑え長時間活動が可能。サイズが小さいため狭い場所での捜索活動が可能で、ロボットでは故障の原因となる砂埃や泥も問題ない。今年3月に発生したミャンマー大地震で世界で初めてサイボーグ昆虫が派遣された。
シンガポールのレスキュー隊とともに10匹のサイボーグ昆虫が捜索活動にあたった。今回は行方不明者の発見には至らなかったが、シンガポール政府の災害現場での活躍に期待を寄せている。現在は、より速やかにサイボーグ昆虫を現場に送り込むことを可能にする装置の開発が進められている。
日本でも将来的にサイボーグ昆虫を活用できないかという検討が行われていて、内閣府は社会課題の解決につながる革新的な研究の一つとして佐藤教授の研究を後押ししている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月24日放送 0:10 - 0:40 NHK総合
寝る前にクーソーTIME〜2055年の災害救助〜(寝る前にクーソーTIME)
シンガポールの名門・南洋理工大学。機械航空学科の佐藤裕崇教授が開発しているのは「昆虫メカ」。生きた昆虫にコンピューターを組み込んだもの。赤外線カメラで熱源を認識できる。佐藤さんは宮城県仙台市出身。幼い頃から昆虫採集が趣味で、07年にミシガン大学へ進学。当時世界中で盛んだった昆虫型ロボットの開発を見て、昆虫にコンピューターをつけるアイデアを発案。2011年、南[…続きを読む]

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