気象庁は南海トラフで巨大地震が発生する恐れが相対的に高まったとして「巨大地震注意」を発表。想定「南海トラフ巨大地震 津波の最大値」(内閣府資料から一部抜粋)によると高知・土佐清水市34m、静岡・下田市33mなど。和歌山・串本町の津波到達までの時間は2分。1週間程度は地震発生の可能性が高まっているので注意が必要。もしものために、帰省先や旅行先では避難場所を確認しておく必要がある。旅行や帰省の予定をずらす必要はない。南海トラフ巨大地震は30年以内に70〜80%発生すると言われている。今回のようなマグニチュード7クラスの地震が発生すると、その周辺で地震発生の確率は平時に比べて数倍高くなった(1000回に1回→数百回に1回)。東京工業大学・中島淳一教授は、1週間という期間で地震が起こるというわけでもないし、それが過ぎたから安全というわけでもない、あくまで一週間を目安に防災についてより高い意識を持って確認していただきたい、などとコメントした。