きょうは防災の日。政府はけさから南海トラフ巨大地震を想定した総合防災訓練を行っている。総理大臣官邸では、石破首相が訓練のための記者会見を行い、被害状況や政府の対応を説明している。これに先立ち、被害が想定される自治体と総理大臣官邸を結んでテレビ会議が行われ、石破首相が静岡県の知事らから必要な支援などの要請を受けた。訓練は能登半島地震を踏まえ、寒さが厳しい冬の日没後に地震が発生した想定で進められる。避難所の環境も重視したい考え。首相はこのあとさいたま市に移動し、東京都など首都圏の9つの自治体が参加する防災訓練を視察することにしている。