今日成人の日を迎えた若者たちはZ世代と呼ばれている。本人たちはZ世代とまとめられる風潮について、肯定、否定ともに3割ほどだが、どちらとも言えないと考える人が4割を超える結果となっていた。博報堂生活総合研究所によると社会が消齢化しているという。健康寿命が伸びたことで年齢に関わらず「できる」ことが増え、結婚や家族、仕事などについてこう「すべき」という固定観念が減った、生き方の選択肢が広がり年齢を問わずに挑戦できるため各年代の「したい」が重なった結果、年齢によるちがいが少なくなっていると分析している。去年公開された日本映画興行収入ベスト5ではどれも幅広い年齢層に支持された作品が並んでいる。消齢化社会でヒットするには世代を超えて支持されることが鍵となる。