東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出をめぐり、日中両国は今月20日、中国が日本産水産物の輸入を再開することで合意したが、輸入再開には日本側が要求を十分に満たす必要があるなどとしていて再開の時期は見通せていない状況。これについて、“博多の台所”とも呼ばれる長浜鮮魚市場(福岡・中央区)では、期待とともに不安の声も出ている。仲卸会社では中国や香港向けを中心にマナガツオやレンコダイなど現地で需要の高い魚を競り落とし輸出の拡大に取り組んできたが、中国が日本産の水産物の輸入を停止して以降、売り上げが2割から3割ほど落ち込み、今も事業への深刻な影響が続いているという。仲卸会社「昭徳」・湯浅俊一社長のコメント。
住所: 福岡県福岡市中央区長浜3-11-3
URL: http://nagahamafish.jp/
URL: http://nagahamafish.jp/