今回のしらべてみたらのテーマは税金滞納捜索の現場。この日税金Gメンが向かったのは、3年以上住民税の納付から逃げ続けているという熊本市の男性Aさんの元。滞納額は100万円以上で、実家に住民票を置いたまま所在不明となり両輪も居場所がわからないというが、調査の結果市内にマンションを借りて女性と暮らしていることがわかった。早朝にGメンがマンションを訪ねるとAさんと一緒に暮らしている女性が出てきた。税金Gメンには滞納者の家を捜索し、滞納分にかわる金品を差し押さえる権限があるため家宅捜索を実施すると、居留守を使って隠れていたAさんが現れた。しかし部屋中を捜索しても金品はなく、見つかったのは市役所からの催告書や借金の督促状の束などだった。職員が現在の収支について聞くと生活費は10万円ほどだそうで、その後Aさんは毎月3万円ずつ納めはじめたという。市は今後国民健康保険の納付指導や借金返済のサポートを行う方針とのこと。