来年の春闘に向けて厚生労働省は、自治体と労使の代表が参加する都道府県の会議で賃上げについて協議するよう全国の労働局に通知。地域の実情に合わせた議論を行うことで賃上げの機運を地方や中小企業にまで波及させるねらい。政労使会議では、労働局側から中小企業の人手不足対策や生産性向上に向けた支援策の他、「年収の壁」を意識せずに働ける対策などについて説明が行われる。その上で持続的な賃上げを実現するため、価格転嫁をどう進めるかなど地域の実情に応じた取り組みについて意見が交わされる見通し。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.