救急搬送された高齢者の身体機能が、大半が軽症・中等症であるにもかかわらず次第に低下し入院が長引くことがあるケースが増えていることから、厚生労働省は、早期リハビリや栄養管理で身体機能低下の抑制や、在宅医療・介護の連携で退院への支援を唱えた「地域包括医療病棟」の新設を後押しすることになった。厚労省は高齢者人口がピークを迎える2040年ごろに向けて、高齢者を地域全体で支える体制を整備したいとしている。
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