埼玉県などがマッチングアプリを運用している。おととい、厚生労働省が公表した都道府県別の出生率では東京都が0.99で最も低く初めて1を割り込んだ。少子化に歯止めがかからない状況の中、明治安田生命の調査によると、1年以内に結婚した夫婦の出会いのきっかけとなっているのがマッチングアプリの25%。職場での出会いと同率のトップになっている。東京都が今年の夏までの実用化に向けて婚活の支援として進めているのがAIマッチングサービスである。AIが相性を診断し相手を紹介し、出会いにつなげるもので本格稼働すれば有料化も検討している。東京都はアプリ開発を含む結婚促進事業に2023年度と24年度で5億円の予算を計上している。入会の条件は東京都に在住、在勤、在学している18歳以上の独身の人である。登録に必要な条件として身長や最終学歴、年収、子どもの有無など15項目の個人情報の事前入力をする。本人確認として運転免許証などが必要である。入会申込後にはオンラインで事前面談もある。東京都は開発を進めている理由について都による意識調査では結婚に関心があると答えた人のうち、特に婚活をしていない人が約7割に上っていて、動かない層をどうすればいいかずっと考えている。トラブル防止のために登録を厳格化し、官民で出会いのきっかけ作りを後押ししていきたいとしている。デーブさんらは都だと安心できるしAIと愛は同じで繋がっているなどと話した。