厚生労働省は国が定める薬の価格について全品目の半数で引き下げることに決定した。処方箋が必要な医薬品は、国が価格決定し医療費抑制のため毎年改定されている。一方で”毎年の改定が新薬創出力低下を招いている”との指摘があり、これまで一律だった引き下げを見直し品目ごとに応じて価格改定を行うことが決まった。必要性が高い薬の価格が安く、製造の継続が困難な薬は価格を引き上げ、後発薬がある先発の薬については下げ幅を大きくする。これにより全品目の半数で引き下げられ、医療費が2466億円削減される。
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