今日3月14日は「世界睡眠デー」。レスメド世界睡眠調査2025が行った調査では、13の国と地域の平均睡眠時間は7.09時間だが、日本人の平均睡眠時間は6.56時間で3年連続最下位。なぜ日本人は睡眠時間が短いのか。白濱龍太郎理事長によると、日本人は睡眠より仕事やプライベートを優先してしまう、他の国と比べても長期休暇が少なく休めていないという。良い睡眠が取れているかのチェックリストで、丸の数が0~1個以上だと許容範囲、2~5個以上だと睡眠の質に注意し生活の見直しを、6個以上だと睡眠不規則型で今すぐ見直しが必要だという。厚労省は6時間以上の睡眠を確保するよう推奨している。白濱龍太郎理事長は、理想的な就寝環境は室温が20度前後、湿度は40〜60%、寝る前のストレッチなども効果的だとしている。花粉症が睡眠の妨げになっている人も。日中に吸い込んだ花粉が多いほど、遅発相反応により睡眠中に症状が出ることもあるという。鼻詰まりで睡眠中に口呼吸になると、気道が狭くなり睡眠の質が低下する。睡眠の意外なNG行動を紹介。電車内で寝るのは睡眠欲が貯まった状態を表す睡眠圧に影響し、夕方寝てしまうと睡眠圧が減って夜眠りづらくなる。また就寝前の歯磨きも、歯茎への刺激で脳が活性化するので良くない。歯磨きのタイミングは就寝前の30分から1時間前が良い。