もうすぐ新年度を迎え、子供の進学、育休からの復帰を前に、夫婦の家事、育児分担を見直す時期。夫婦それぞれの分担バランすがある中で全体を通じ、積極的に家事育児に関わるパパが増えている。実際、育休を取得する男性も増加し、厚労省によると昨年度の育休取得率は30.1%、過去最高の水準。一方、夫婦にある変化が起きている。夫婦向けの講座などを通じて1万人以上のパパ、ママの悩みを聞いているNPO法人ママライフバランス代表・上条厚子さんは、「今、共働き夫婦共倒れという現象が多く起きている。ママ側、パパ側それぞれでしんどさを抱えている。それぞれの立場で2人共がしんどいという状態」とコメント。夫婦共倒れ現象とは、お互い仕事をしながら家事、育児を分担する中で疲弊した結果起こる。不仲になったり、育児ノイローゼになるケースもある。そうした中、パパやママを助ける新しい形の育児イベントが増加している。話し合うことで新たな分担のあり方が見えて来る。プロフィギュアスケーター織田信成さんは今年1月、競技生活から2度目の引退をした。きのう、スケートの楽曲に合わせた映画イベントに、華麗なターンで登場。タレントとして活躍する一方、家庭では家事、育児に超積極的に取り組む4児のパパ。織田信成流、夫婦の上手な分担方法について語る。