厚労省の調査で企業などで働く男性の育休取得率が昨年度40.5%、前の年から10.4ポイント増加した。これは、過去最高。大幅に増えた理由について、厚労省は、「男性は2022年から子ども誕生から8週間以内に4週間まで休みを取得できる“産後パパ育休”が導入されていて、こうした制度の効果が大きい」と説明している。政府は、今年中に男性の育休取率を50%にすることを目標に掲げている。厚生労働省の別の調査では、育休の取得期間は女性の7割以上が10か月以上なのに対し、男性のおよそ6割が1か月未満に留まっている。