厚生労働省の人口動態統計によると、去年1年間の出生数は外国人を含む速報値で70万5809人だった。10年連続で最少を更新し、この10年間で3割減った。国の将来推計では出生数が70万人台となるのは2042年と見込んでいたが、想定より17年早く少子化が進んでいる。去年の死亡数は160万5654人で、死亡数が出生数を上回る自然減は89万9845人で過去最大。結婚の件数は2年連続で増加したが、第一次ベビーブームで生まれた団塊の世代がすでに75歳以上となっていることから、今後も人口減少は加速するとみられる。子化に歯止めがかかっていない状況について、厚労省は「若年人口の減少や晩婚化・晩産化が背景として考えられる」と分析している。
