インフルエンザの患者数は前の週の約1.5倍となっている。クリニックでは予防接種を前倒しして始めた。介護施設では感染対策を徹底している。予防接種は例年だと10月からはじまるという。今月25日に前倒し。診療時間延長などの対応に追われている。インフルエンザワクチン「フルミスト」は鼻にスプレーするタイプ。毒性の弱いウィルスを使った「生ワクチン」で注射を使わずに接種可能だ。対象は2~18歳まで。接種回数はシーズンごとに1回。厚生労働省によるインフルエンザ患者数は1医療機関あたり7日~13日は5.54人で、14日~20日は8.48人。約1.5倍。ことしは流行が早かった去年と比べてもさらに早くなっている。都道府県別に見ると多いのは沖縄県の26.27人。東京都で15.21人。ほとんどの都道府県で前の月から増えている。都内では20日までの1週間で学級閉鎖・学年閉鎖が小学校で125、中学校で34、高校で13校となっている。インフルエンザ注意報を都内では出しているが荒川区・千代田区の保健所管内で警報基準を超えている。専門家は大雨と猛暑も一因だという。閉め切った部屋で長時間多くの人が一緒に過ごすことになる。飛沫感染の病原体は多い。感染伝播は多くなる。コロナ以前より流行の立ち上がりは早くなっている。インフルエンザに免疫を持たない人が増えたので大きな流行につながっている。介護施設では警戒を強める。基本的な感染対策を徹底。飛沫感染対策のアクリル板も用意。職員に予防接種を受けるよう周知を行った。施設はじゅうぶんな運動に力を入れている。利用者は体調に合わせて1日2回散歩する。この施設ではこの3年、インフルエンザに感染した利用者はいない。十分な睡眠と食事が大切だ。バランス良い毎日が感染症にかからないコツだ。体調不良のときは移さない配慮も忘れないこと必要になる。
