日本で初開催される「東京2025デフリンピック」。耳の不自由なアスリートが補聴器などを使用せずにオリンピックとほぼ同じルールでメダルを争う。開催から100周年を迎える東京大会。2年後の大会に向け準備も着々と進んでいる。原宿にあるカフェではデジタル技術で聴覚障害者とのコミュニケーションを”見える化”。手話や音声を文字に変換して商品を注文できる。様々な対策が進む一方で、日常生活では聴覚障害者が不自由さを感じる現状がまだまだあるという。東京都は「2年後のデフリンピックがコミュニケーションを円滑にする技術を世の中に広める大きな転換点になれば」と期待する。