銭湯は地域住民が衛生的な生活を送るための入浴施設で法律上、一般公衆浴場と定義されていて都道府県ごとに上限価格が決まっている。東京都は現在520円。これに対してスーパー銭湯やサウナなどは娯楽目的の入浴施設で、自由に入浴料金を決められる。銭湯は自治体から補助金を受けられるメリットもあるが、補助金を受けるには様々な条件がある。窓の設置に関して小杉湯原宿は、地下1階にあって窓が作れなかったため一般公衆浴場として認可されず、補助金の支援が下りなかった。平松代表は、アメニティーグッズやオリジナルグッズなどを充実させ入浴料520円で始めることができた。平松代表は「原宿で銭湯の素晴らしさを味わってもらって自分の住む地域の銭湯に行くきっかけになれば」とし、「銭湯普及への新たな客層の開拓につながれば」と話している。きょうグランドオープンということで、朝7時から夜11時まで営業している。地元の方限定の時間帯もある。