長崎は今日、被爆79年の原爆の日を迎えた。1945年8月9日、長崎市に投下された原子爆弾はその年だけで7万4000人余りの命を奪った。爆心地に近い長崎市の平和公園では、今日午前10時45分から平和祈念式典が行われる。今年の式典には過去最多となる101の国と地域の代表が参列することになっているが、長崎市がイスラエルを招待しなかったことを理由に米国や英国など、日本を除くG7の駐日大使らが欠席の意向を示すなど波紋が広がっている。式典では鈴木史朗市長が平和宣言でロシアのウクライナ侵攻や中東での武力紛争に触れ、核保有国などに核兵器の廃絶を訴えることにしている。