広島市の平和公園の原爆供養塔には、原爆で犠牲となったものの引き取り手が見つからないおよそ7万人の遺骨が安置され、このうち遺族が見つかっていなかった813人について、広島市が今年約40年ぶりに行った骨つぼの総点検で14人の指名に誤りがあった。13歳の時に被爆した若本敏明さんの遺骨の遺骨の氏名は、これまで骨つぼに一緒に納められていた封筒に書かれた文字から「若」の字が「石」とされてきた。この総点検をきっかけに、市内に住む三好滋子さんが「遺骨は兄のものではないか」と申し出たことから、市が確認を進めた結果、遺骨は若本さんのものと断定され、来月4日に三好さんに返還されることとなった。これに対し、三好さんは「兄が骨のかけらでも戻ってくるのがうれしい。心に残っていたものが取れる思いです。感謝します」と話している。今回の市の総点検で誤りが確認された14人の遺骨で身元が特定されるのは初めてで、今後さらなる返還につながるか注目される。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2
URL: http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1483699383190/
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