全国のスーパーでの5kgあたりの米の平均価格は一時4000円を超えていたが、最近では値下がりが続いて3000円台となっている。農林水産省は随意契約による割安な備蓄米の販売が進んでいることが背景にあるとみている。各党に「米の安定供給に向けて最優先すべきこと」を聞いたところ、「流通経路の改善」と答えたのは維新・保守・みんな・N党・再生・みらいで最も多かった。「農家の所得補償制度の導入」と答えたのは国民・共産・れいわ・参政・社民だった。自民・立民・公明はその他だった。自民・公明ともに党の主張としては所得補償とは一線を画している。与党は今の政府の方針を前提に安定供給を目指す政策に力点を置いている。立民は直接支払いを訴えていて、所得補償と同じ色合いがある。