五輪に6大会連続で出場し、3つのメダルを獲得したアーチェリー・古川高晴選手が、現役引退を発表した。古川選手は「(今月下旬の)全日本選手権を最後に引退することとした」と述べた。古川選手はロンドン五輪では個人で銀メダルを獲得。東京五輪でも2つの銅メダルを獲得するなど、長く日本のエースとして活躍。この夏のパリ五輪では、日本選手最多に並ぶ6大会連続のオリンピック出場を果たした。古川選手は「諦めずに最後までやるのも美学かもしれないが、力を残していい状態のうちに引退する、それもいいのではないかとずっと考えていた。結果はどうであれ、25年間手を抜かずに努力してきたことが私の誇り」と語った。今後は、後進の指導に当たるという。