ミラノ・コルティナ五輪、スキーフリースタイル男子スキークロスは4人同時にスタートし、接触・転倒は当たり前の別名「雪上の格闘技」。指先などの体の一部がフィニッシュラインを超えたタイムで順位を競う。上位2名しか生き残れないサバイバルレースで、1回戦に登場した古野慧は磨いてきたスタートの早さを活かし序盤からトップに立つと、周りの猛追を振り切り1位でフィニッシュ。日本勢初の準々決勝進出を果たした。その準々決勝も突破し迎えた準決勝で、前の選手が接触した一瞬の隙をついて古野は2位に入り決勝の4人に残った。日本人初の決勝に挑んだ古野は惜しくもメダルに届かなかったが、日本史上最高の4位入賞を果たした。古野は「この大舞台で自己ベストの成績を出せたのは本当に良かったが、最後にメダルを獲り切れなかったのが本当に悔しい」などと涙を見せた。
