中国人民解放軍が台湾周辺海域で大規模な軍事演習を始めた。陸海空のほかロケット軍が参加。中国人民解放軍東部戦区は「台湾独立勢力に対する強い警告であり、正当で必要な行動である」としている。中国外務省・毛寧副報道局長が北京で会見、「台湾の独立と平和は相いれない火と水。独立勢力の挑発は必ず報いを受ける」と述べた。「台湾は中国の一部」と主張する中国政府に対し、ことし5月に就任した台湾・頼清徳総統は4日前、台北市で「中国に台湾を代表する権利はない」と演説。台湾側は「不合理で挑発的な行為」と強く非難している。