台湾の駐日大使に相当する、台北駐日経済文化代表処新代表・李逸洋氏がきょう羽田空港に到着し、関係者らに出迎えられた。李逸洋代表は「日本と共に民主主義の保護傘を広げ、民主主義の自由の価値観を守る」と述べた。今年5月、頼清徳総統が就任して以降、中国による台湾への圧力が強まる中、李逸洋代表は日本との連携をさらに進める姿勢を示した。また半導体や観光分野における日本と台湾の交流は「史上最高のレベルに達している」と話した上で、各分野の更なる発展を促進したいと強調。李逸洋代表は民進党・陳水扁政権では内政部長として支え、蔡英文政権では総統府の上級顧問などを務めていた。