新紙幣は7月3日に公開となる。1万円札は渋沢栄一、5000円札は津田梅子、1000円札は北里柴三郎となっているが、新紙幣に当日出会える可能性は低いとみられている。新紙幣が送られるのは一部の店舗に限られるといい、ATMに充填されるのも遅れるためだという。また、最も番号の若い「A000001A」は日本銀行金融研究所貨幣博物館に収蔵され、「A000002A」は福沢諭吉の1万円札であれば慶應義塾、樋口一葉の5000円札は台東区、野口英世の1000円札は野口英世記念会へ贈られた。識別番号は計129億6000万通りのパターンが発行されていて、ゾロ目や珍しい並びのものは収集家からも人気があるのだという。