台湾総統選挙から2日。台北訪問中の米政府非公式代表団は、選挙で勝利した与党・民進党の頼清徳と会談。米国側は、中国への配慮から「私人として行っていること」と強調。南太平洋の島国ナウルは台湾との断交を発表。中国と国交を結ぶという。頼は5月に総統就任。これまで行政院長や副総統など歴任。米国と連携を強めて中国を抑止という現職・蔡英文総統の路線を継承すると主張。副総統候補の蕭美琴は台湾の駐米代表など歴任。頼へは中国から「独立派」との批判も。同じ政党が3期続けて政権を担うのは台湾史上初。立法院の選挙では民進党が過半数を維持できず。