週末から週明けに賭け、日本のマーケットは中東情勢の変化を受け株価、原油価格、円相場とも乱高下する展開となった。原田亮介は「トランプ大統領はボクシングで言えばヒット&アウェー、一発パンチを当ててすぐ逃げるという戦術をとったが、市場は戦争の泥沼化を避けたことを好感した。かつては有事の円買いと言われていたが、今回は有事の円売りになっている。」と指摘。地政学リスク上、原油価格が高騰すると円安、急落すると円高になるということで台湾有事が発生した際、トリプル安のリスクが連想される。原田は「日本経済の基礎体力が弱くなっている」と指摘した。