台風17号は週明けにも東日本の太平洋側に近づくおそれがある。お盆シーズン後半に再び迫る暗雲に不安の声も聞かれた。また、番組の電話取材に応じた60代男性はハワイに行き夫婦2人旅を楽しむ予定だというが、帰国するのは台風17号が接近するとみられる来週月曜日。男性は「台風の進路によっては危ないかな。最悪大阪あたりに着陸したら、新幹線取れれば帰ってくる」などと語った。一つ台風が去っても再び迫る新たな台風の猛威。なぜこの時期、毎週のように日本周辺で台風が発生しているのか。その背景の一つが日本の南側にあった。矢澤気象予報士は雲が反時計回りに渦を描いている状態によって台風が発生しやすくなっていると指摘する。反時計回りの風の渦のことを「モンスーンジャイア」と呼び、渦の中に水蒸気が集まってくるため台風の卵である熱帯低気圧が発生して台風製造機とも言える状態。さらに台風15号で見られた逆走もモンスーンジャイアが原因だという。今年はモンスーンジャイアが例年以上に大きく発達し、新たに生まれた台風が巨大な風の渦に巻き込まれて流されるため、東から西に逆走するなど複雑な動きをしている。次々に来る“迷走台風”にしばらくは厳重な警戒が必要。
