豪雨災害が日常になった日本。6月には台風7号猛威をふるい、京都や大阪で未明から大雨に。マンホールが浮き上がり、路面がめくれ上がるなどのインフラの老朽化に追い打ちをかけた。京都にある村田製作所の本社では雨が弱まった合間を縫って村田の発明王の安藤さんたちが動いた。3か月前にはコンクリートのひび割れとともに、ガラス管が割れることを確認し、異変の発見に前進していた。想定通りならガラス管の中野RFIDタグが外気や水で腐食し通信ができなくなっているはず。しかし、腐食は進んでいないのか全てのタグが反応し、これではコンクリートの異変に気づくことはできない。しかし安藤さんはタグに機能として湿度センサーを入れたという。元々のガラス管は内部が20%に保たれていたが、ガラスが割れると外気が入り湿度が上昇。それを読み取ればコンクリートの異変がわかる仕組み。最初の実験ではガラス管が割れた途端に湿度が上昇した。これでコンクリートの異変がわかるようになる。コストダウンに向けてタグが壊れやすくなる工夫も続け、両方を使い分けて行く方針だという。
