天皇皇后両陛下はきのう、岐阜・各務原市の「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」を訪れ、県内の高校生らが来年2月の打ち上げを目指し製作している小型人工衛星をご覧になった。さらに、国際宇宙ステーション・ISSの日本実験棟「きぼう」の模型を前に、宇宙飛行士の山崎直子さんから宇宙開発による新たな技術が生活にどのように生かされているかなど説明を受けられた。皇后さまの「どういうきっかけで宇宙に関心を持たれたんですか」という質問に、山崎さんが「子どものころ天体望遠鏡をのぞいていた」と答えると、陛下は「私たちも天体望遠鏡。土星を見たりね、美しいものですね」と話されたという。