1975年生まれで子どものいない女性の割合について、OECDは日本が28.3%と加盟国の中でも高い割合であるとする報告書をまとめた。日本に次いで高かったのはスペインで23.9%、イタリアで22.5%だった。一方で割合が最も低かったのはポルトガルが8.8%、アメリカが10.3%、加盟国以外では中国が4.9だった。また合計特殊出生率は2022年の時点で加盟国の平均が1.5人と、3.3人だった1960年から半数以下に低下している、。日本の合計特殊出生率は1.26人と加盟国の平均を下回った。報告書では、「仕事と育児を両立を支援する包括的な支援が必要だ」と指摘している。