「いつでも夢を」や「潮来笠」など数多くのヒット曲で知られる歌手の橋幸夫さんがおととい、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。82歳だった。舟木一夫、西郷輝彦と共に御三家と呼ばれ国民的人気を博した。NHK紅白歌合戦に19回出場。おととし、声の衰えなどを理由に歌手活動引退を発表。ラストコンサートでは「二代目橋幸夫」がお披露目されるなど話題になった。しかしその翌年、引退を撤回しステージに復帰。今年5月、アルツハイマー型認知症を公表していた。「いつでも夢を」でデュエットした吉永小百合さんは「二人で歌った『いつでも夢を』は私の宝物です」とコメントした。通夜は9日、告別式は10日に営まれる。中山は「橋さんの名曲は永遠に歌い継がれる」などとコメントした。
