新型コロナが5類に移行してから初の花見シーズン。関西大学の宮本名誉教授の試算によるとその経済効果は去年の約2倍となる1兆1358億円7149万円。ちなみに宮本名誉教授によるとこれほど莫大な経済効果を生むには昨シーズン日本一に輝いた阪神タイガースが13回リーグ優勝する必要があるという。JTBによると今年のお花見シーズンのインバウンド客の予約状況はコロナ前の2019年を超える見込みだという。奈良県の中央に位置する桜の名所・吉野山の桜を上空から一望できる桜遊覧プランを販売する会社もある。1回のフライトは50分で17万円。去年の約2倍の予約があるそうで、その3割が外国人観光客だという。さらにお花見目的で日本を訪れた観光客が円安の日本でブランド品をついで買いするケースも多いそう。都内のブランド品を取り扱う店に聞くと訪日外国人一人あたりの平均購入額は約50万円。しかも来客数は過去最高を記録したという。都内にいながら森のような庭園に囲まれ四季折々の美しい景色を楽しめる「ホテル椿山荘東京」の広さ45平米ある客室は窓から庭園の桜を展望できる。一昨年は2人の利用で5万2500円だった宿泊料金が7万3100円に値上がりしたが今月の予約はほぼ満室状態だという。きょうは東京や静岡を中心に昼過ぎまで雨が振り続ける予報で注意が必要。